


【音声講座受付中】第80回「幸せと経済と社会について考える読書会」
『実践!行動経済学』を読む会
【第80回】
日 時:8月1日(水)
(著:リチャード・セイラー、キャス・サンスティーン)
本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。
いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。
ご希望の際は事務局までお申し込みください。
「ナッジ」という言葉を聞いたことがありますか?「nudge」と書きます。あまり使わない英語ですが、「注意や合図のために人の横腹を特にひじでやさしく押したり、軽く突いたりすること」です。とか「あっちだよ、あっち」みたいな感じでしょうか。
この「ナッジ」、いま世界的に注目が集まり始めています。人々の行動を変えてほしいのに、お説教してもだめ(押しつけは余計に反発されます)、経済的インセンティブも全員には効かない(また資金にも限りがある)、というなかで、人々の行動を変えるもう1つの方法として注目されているのです。
たとえば、学校のカフェテリアで子どもたちにできるだけ身体によいものを食べてほしいとき、メニュー自体はいっさい変えなくても、食べ物の陳列のしかたや並べ順を変えるだけで、多くの食品の消費量を最大25%も増減できた、という事例があります。このように、「ナッジ」によって、禁止や命令をすることなく、人々の行動を変えることができるのです。
今回の課題書は、このような人々の「選択」をデザインする「選択アーキテクト(設計者)」の方法論や事例について学びます。環境問題への取り組みも出てきます。どうやって「わかっちゃいるけど変えられない」ふだんの行動を、より環境に優しいライフスタイルに変えていくことができるのでしょう? 読んでいて発見! わくわく!いっぱいです。
世界の最先端の行動変容の理論と事例をみんなで学ぶ、めったにない機会にぜひご参加下さい。お待ちしています。
枝廣淳子
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館教授)
読書会参加者にいただいたコメント
■行動経済学が、我々の無意識の行動にいかに影響を与えているのか、実感できました。
■自分で例を考えてみることで、アクティブな読書となりました。
■ナッジは価値観を変えない、行動を変えるということが印象的でした。
■グループで一つの課題を考えると、これだけ多くのアイデアが出るのだとワクワクしました。
■普段の業務でナッジを取り入れた企画ができるのではと感じた。
※本読書会はSDGsプランニングチーム「POZI」(株式会社東急エージェンシー内)との共催で開催しました
共催者である POZI のウェブサイト(こちら)に本読書会のレポートが掲載されています。
お申し込みについて
■受講料
3,300円(税込)
※学生(除く企業の社会人学生)の方は1,650円(税込)です
■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)
※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。
■お申し込み方法
下記の項目をお書き添えのうえ、Inquiry@ishes.org まで、メールでご送信ください。
受付確認後、お振り込み口座をお知らせいたします。
入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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【備考】
※お申し込み後、一週間たちましても返信が届かない場合は、インターネットの送受信にトラブルがあることも考えられますので、ご一報いただきますようお願い申し上げます。
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お問い合わせ
幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
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E-mail: Inquiry@ishes.org