新型コロナウイルスに負けないために国内外の素敵な取り組みを知ろう! 〜その先の持続可能で幸せな社会にむけて〜

新年会・忘年会を開催しない企業は6割以上 アンケート調査結果

年末年始といえば、忘年会・新年会のシーズンです。2020年以降、コロナ禍で自粛ムードが続いていた企業の宴会ですが、この冬はどのような状況なのでしょうか。

東京商工リサーチが2022年10月に全国の企業を対象に行ったアンケート調査(有効回答4,611社)によると、忘年会や新年会を「開催しない」と回答した企業は61.4%でした。昨年行われた同様の調査の70.4%に比べると「開催しない」企業の割合は減少しているものの、慎重な態度をとる企業が多いことがわかります。

回答には地域差もみられました。「開催しない」という回答が最も多かったのは栃木県の75.6%です。続いて長崎県は74.0%、静岡県は73.6%でした。逆に、「開催しない」という回答が最も少なかったのは秋田県の35.0%、続いて沖縄県の39.6%でした。栃木県と秋田県では、40ポイントもの差があります。

また、大企業と中小企業を比較すると、大企業では「開催しない」が64.4%なのに対して、中小企業は60.4%と、大企業のほうが慎重の企業がやや多いという結果でした。

新型コロナ流行を経て、私達のライフスタイルは少なからず変化しています。その中で、コロナ以前は当たり前のように行われていた企業の忘年会・新年会の開催も、見直される時期が来ているのかもしれません。

**
2020年4月に「コロナ禍でも明るいニュースを届けたい!」との思いでスタートしたこのコーナーですが、2022年12月をもって、配信を終了いたします。これまでお読みいただいた皆様、どうもありがとうございました! 今後は「コロナの先」につながる動きやデータは、「世界と日本の幸せニュース」「データを読む」で紹介していく予定ですので、是非ご覧ください。

参照元
東京商工リサーチ「忘・新年会を「開催しない」が61.4%、前年から9.0ポイント減少  ~ 2022年「忘・新年会に関するアンケート」調査 ~」(ウェブサイト)