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世界・日本の幸せニュース

オーストラリア政府は2025年3月27日、「職場における男女平等法(2012年制定)」の改正案が議会を通過し、従業員500人以上の雇用主に対し、男女平等目標の選択と達成または進展が義務付けられることになったと発表しました。これにより、390万人の従業員に恩恵が及ぶ見込みです。対象となる約2,000の雇用者は、数値目標と行動目標を3つ選択し、3年間で達成または進展させる必要があります。

優先分野には、男女間の賃金格差の是正、従業員・役員会のジェンダー構成の改善、介護者・親への支援、セクハラ防止などが含まれています。

目標の設定は、透明性と説明責任を高め、実際の変化を促す効果的な手段とされています。既に56%の雇用主が目標を設定しており、WGEA(オーストラリアの職場の男女平等を監督・促進する機関)は今後12ヶ月間、雇用主への支援を強化します。

12ヶ月の準備期間後、民間部門は2026年4~5月に、公共部門は同年9~10月に目標を選択し報告することが求められています。目標とその達成状況は、WGEAのウェブサイトで公開される予定です。未対応の雇用主は政府契約への入札制限や公表の対象になる可能性があります。

(新津 尚子)

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幸せ経済社会研究所 主催「幸せと経済と社会について考える読書会」のご案内

日時:2025年5月14日(水) 18:30~20:30
会場:オンライン
●課題書:『それでも、対話をはじめようーー対立する人たちと共に問題に取り組み、未来をつくり出す方法』(著:アダム・カヘン)

過去の読書会の音声講座も販売しています。

 
 

Quotational phrase

「成長に殺されるまで成長し、自分の葬儀代をさらなる成長として計上せよ」というルールからは卒業しなくてはならない。

ハーマン・デイリー(経済学者)

参考図書&リンク

参考図書

それでも、対話をはじめよう――対立する人たちと共に問題に取り組み、 未来をつくりだす方法
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人の話を聞いているつもりで、自分の頭の中に耳を傾けていませんか。著者が経験した数々のストーリーから解き明かされる行き詰まりを取り除き、前へ進むための 四つの話し...

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WEALL(幸福経済アライアンス)
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幸福経済アライアンスは、新しい経済運動に関する長期的な取り組みを基盤として、経済の枠組を成長至上主義から離し、協力と繁栄の共有へと移行させる可能性を実証する既存の取り組みや、新たな取り組みを拡大することを目指します。
※参考情報(幸せニュースより)
「幸福経済アライアンス」立ち上げられる
https://www.ishes.org/happy_news/2018/hpy_id002552.html

エダヒロの100人に聴く「経済成長についての7つの質問」 あんな人や、こんな人にも!
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