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2022.08.24

2022年版世界ジェンダーギャップ指数:介護・育児での男女不平等、コロナ禍で一層悪化

(世界経済フォーラムより)

世界経済フォーラムは2022年7月8日、2022年版世界ジェンダーギャップ報告書を発表しました。経済・教育・政治・健康の4分野で、今回は146カ国を対象に男女格差を評価しました。

主な結果は以下の通り。

  • 世界の平均指数(100%を完全な男女平等とした際の達成度)は、前回(68.0%)と同水準の68.1%でした。
  • 前回から1%ポイント以上改善できた国は約2割で、現行ペースでは世界で男女格差が完全に解消されるまでに132年要すると試算しています。
  • 労働力での男女平等達成度は62.9%で、この指標による評価開始以降最低でした。コロナ禍による学校等の閉鎖を受け、保育労働の多くが女性に重くのしかかるなど、介護・育児の役割でみられる根強い男女不平等がコロナ禍で悪化したことが一因と指摘しています。
  • 世界で男女格差が最小の国は、唯一90%以上だったアイスランド(90.8%)で、13年連続首位となりました。続いて、フィンランド(86.0%)、ノルウェー(84.5%)と北欧勢がトップ3を占めました。

日本は116位(65.0%)で、東アジア・太平洋地域内(平均69.0%)では19カ国中19位と最下位でした。経済では121位で、達成度(56.4%)は2016年の水準(56.9%)にまで後退。これは、労働力比率での女性の過度な減少(男性15.3%増に対し女性19.5%減)が要因とされています。政治では139位(6.1%)で、議員や管理職の割合では、男性の2.6%増に対して女性は9.8%減と格差が広がりました。一方、健康では63位(97.3%)、教育では1位(100%)でした。

(たんげ ようこ)

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