次へ 前へ

世界・日本の幸せニュース

食糧農業機関(FAO)は2025年11月3日、世界中の17億人が、人為的要因による土地劣化で作物の収量が減少している地域に住んでいるとする『食料農業白書』2025年版を発表しました。

人為的要因による土地劣化が作物収量に及ぼす影響について、これまでで最も包括的に分析した同白書によると、17億人のうち、4,700万人が発育阻害に苦しむ5歳未満の子どもたちです。また、最も影響を受けているのはアジア諸国で、積み重なる土地劣化の負債と高い人口密度が要因だとしています。

同白書は、「土地劣化は単なる環境問題ではなく、農業生産性、農村の生計、食料安全保障に影響を及ぼす」という明確なメッセージの下、世界各地の農地の分布・規模、作物生産の最新データを元に、実行可能な統合的かつ持続可能な土地利用・管理手法の機会や、状況に応じた政策も提示しています。

具体的には、人為的要因で劣化した農地のわずか10%でも、輪作や被覆栽培など持続可能な土地管理手法で回復すると、年間1億5,400万人分の食料生産の回復も可能とする希望を示しています。これらの数字について、「食の安全保障の強化、自然生態系への圧力緩和、より強靱な農業・食料システムの構築に向けた現実的な機会を表す」とも指摘しています。

そして、その達成のために、森林伐採規制などの規制措置、インセンティブに基づく事業、補助金と環境的成果を結びつけるクロスコンプライアンス制度など、統合的な土地利用戦略と政策介入を提唱しています。

(たんげ ようこ)

「定常経済」について考える
幸せ年表
インタビュー
エダヒロの「幸せへ!」コラム
新型コロナウイルスに負けないために国内外の素敵な取り組みを知ろう!

幸せ経済社会研究所 主催「幸せと経済と社会について考える読書会」のご案内

日時:2026年2月20日(金) 18:30~20:30
会場:オンライン
●課題書:『多様性とどう向き合うかー違和感から考える』(著:岩渕功一

過去の読書会の音声講座も販売しています。

 
 

Quotational phrase

「成長に殺されるまで成長し、自分の葬儀代をさらなる成長として計上せよ」というルールからは卒業しなくてはならない。

ハーマン・デイリー(経済学者)

参考図書&リンク

参考図書

社会の価値の測り方──「見える化」で地域を豊かにする
社会の価値の測り方──「見える化」で地域を豊かにする

デジタル環境の急速な進歩により、実態の「見える化」のニーズが高まり、エビデンスに基づいた政策立案や実践が広がる。 「幸せ」といった社会的価値の測定に関する方法...

続きを読む

参考リンク

WEALL(幸福経済アライアンス)
WEALL(幸福経済アライアンス)

幸福経済アライアンスは、新しい経済運動に関する長期的な取り組みを基盤として、経済の枠組を成長至上主義から離し、協力と繁栄の共有へと移行させる可能性を実証する既存の取り組みや、新たな取り組みを拡大することを目指します。
※参考情報(幸せニュースより)
「幸福経済アライアンス」立ち上げられる
https://www.ishes.org/happy_news/2018/hpy_id002552.html

エダヒロの100人に聴く「経済成長についての7つの質問」 あんな人や、こんな人にも!
e's イーズ 未来共創フォーラム
イーズ カレンダー
POZI

Page Top