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2025.06.06

2025年は国際協同組合年:SDGs達成に重要な役割を担う協同組合について知ろう

2025年は国際協同組合年:SDGs達成に重要な役割を担う協同組合について知ろう

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国連は1年を通じて国際社会が共通の問題に取り組む「国際年」を制定しています。今年2025年は、「協同組合がより良い世界を築く」というテーマのもと、「国際協同組合年」に定めることが2024年6月19日の国連総会で宣言されています。

協同組合はさまざまな形態(例えば農業協同組合、漁業協同組合、生活協同組合、信用組合など)で、地域のコミュニティや、女性・若者・高齢者・障がい者・先住民を含む、すべての人々が経済・社会の発展に参加できるよう推し進めています。また貧困と飢餓の撲滅や、気候変動における緩和・適応に向けた取り組み、世界の食料安全保障の改善などにおいて重要な役割を担っています。

国連はこうした協同組合の貢献を認識し、国際社会に広く知ってもらい、その活動を促進するため、加盟国や国連などすべての関係者に「国際協同組合年」を活用することを促しています。

「協同組合がより良い世界を築く」というテーマには、社会・経済・環境分野にわたる持続可能な開発への貢献に注目し、協同組合は、2030年までに国連の持続可能開発目標(SDGs)を達成する上で重要な推進役である、という意味が込められているのです。

私たちの暮らしの身近なところにある協同組合。この機会にどんな活動をしているのか、関心を寄せてみませんか。

(佐々 とも)

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