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ブルーカーボン

ブルーカーボンとは、2009年に国連環境計画によって作り出された言葉で、海藻などの海洋生物によって取り込まれ、海に貯留される二酸化炭素(CO2)のことです。

大気中のCO2は海面を通して、海中に移動します。ただし、海中のCO2は、そのままでは大気に戻ってしまいます。こうしてCO2は大気と海中を行き来しています。そのCO2を吸収するのが海藻やマングローブといった海洋の生物です。吸収されたCO2は海藻の根がある海底に蓄積されます。

世界中の生物に取り込まれるCO2のうちの半分以上(55%)が、海洋生物によって取り込まれたものであることから、地球温暖化を緩和するための有効な方法として、ブルーカーボンに注目が集まっています。

さらに海藻は生活排水に含まれる窒素やリンも吸収するので、水質もきれいになります。水がきれいになると、魚たちにとって住みやすい場所になります。また、調査によると海藻はマイクロプラスチックを吸着させる能力も持つなど、さまざまな問題を複合的に緩和させる可能性を持っています。

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