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Case.27

図書館内の5つのコワーキング・スペースとビジネス養成所――地元の働く人々を支援する

(Shareableより)

コミュニティの要求の変化に応じて、世界中の図書館で変革が行われています。多くの図書館にとって、その変革はコワーキング・スペース、インターネットアクセス、ビジネス養成やネットワーキングの機会を提供することで、働く人たちをサポートすることを意味しています。

今回の注目の取り組み事例では、共有についての情報を発信するサイトのShareableから5つの図書館の事例をご紹介します。

1.サミット郡アクロン公共図書館零細企業センター(米国オハイオ州アクロン)
この零細企業センターが目指しているのは、利用しやすいビジネストレーニング、コワーキング・スペース、製造機器(3Dプリンターやレーザー彫刻機など)をコミュニティに提供することです。

コワーキング・スペースは、アクロン中心街とその周辺地域の経済発展のための補助金をナイト財団から受けています。ブランドを確立したり試作品を制作したりするための3Dプリンター、レーザー彫刻機、ビニール・プリンター、グリーンバックの撮影スタジオなどを備えた付属の製造機器スペースも補助金を受けています。

コミュニティは非常に協力的です。オープンしてからほぼ1年で、コワーキング・スペースへの申込みは150以上ありました。400人以上の住民が開催された教室に参加しています。また、アクロン大学、アクロン警察、アクロン都市同盟、中小企業発展センターといった地域の組織も製造機器を活用しています。

零細企業センターの挑戦は次のとおりです。

  • 「ビジネスの場」としての図書館を推進すること。多くの人々は図書館を子どもや引退した人たちの場所だと考えています。
  • コワーキングと製造機器スペースとは何かを人々に示すこと。
  • 図書館は意味がないという神話を退けること。「人々が本を読まくなったので、図書館には意味がない」という人がたくさんいますが、図書館ではデータベースなど、数多くのオンラインの情報を提供しています。
(リンダ・S・ヘール 零細企業専門家 サミット郡アクロン公共図書館)

2 ブルックリン公共図書館インフォメーション・コモンズ(米国ニューヨーク州ブルックリン)
ブルックリン公共図書館は、創造や協同のスペースが必要なニューヨーカーのために、2013年1月にインフォメーション・コモンズをオープンしました。ブルックリン公共図書館の1階に位置するインフォメーション・コモンズは、自分のノートパソコンを持ち込んで作業をする人から、会議室で勉強会を開催する人、施設のパソコンでビデオ編集をする人まで、様々な人が訪れる活気のある場所です。

インフォメーション・コモンズには複数の顔があります。ここは、高機能なマルチメディア製品と録音スタジオを無料で提供しているデジタル・メディア・ラボで、テクノロジーやデザイン関連の教室やワークショップを開催しています。また、多くの図書館と同様、会話禁止エリア、無料のWi-Fi、たくさんの電源コンセントを備えている非公式のコワーキング・スペースでもあります。また図書館カードを使って会議スペースを予約したり、テーブルで作業したりすることもできます。
(メリッサ・モッローネ 統括司書 インフォメーション・コモンズ)

3 リッチランド図書館コワーキング・センター(米国サウスカロライナ州コロンビア)
リッチランド図書館には、コロンビア中心地のメイン図書館内にコワーキング・スペースがあります。このコワーキング・スペースは、騒がしくて混み合っている喫茶店の代わりとなる、アクセスしやすい公共のワーク・スペースを専門家たちに提供したいという願いのもと、2013年に設計されました。図書館ではすでに、無料のインターネット、駐車場、印刷設備を提供していたので、このスペースの新設はぴったりでした。

コワーキング・スペースがオープンした際、アドビのクリエイティブスイートがインストールされたマックのパソコンとスキャナを備え、またノートパソコンを持ち込んで作業ができるスペースや電源、会話禁止のワーク・スペースも作りました。お昼ごはんを食べに行くときに、荷物を入れられるようにロッカーもあります。コワーキング・スペースの机をウェブサイトから予約できるシステムも導入しています。
(マーガレット コワーキングプロジェクトの戦略チームメンバー)

4 Seats2meet(オランダ)
Seats2meetとは、スキルや経験を登録すると無料で使えるオランダのコワーキング・スペースです。オランダでは、4つの図書館がSeats2meetのシステムに入っています。こうした図書館が持っているのは、より開かれること、本の貸し借り以外のコミュニティ向けサービスを提供すること、図書館の未来を地域社会とつなげ共創することといった意志です。
(ロナルド・ヴァン・デン・ホフ Seats2meet.comの創立者)

5. フェニックス公共図書館hive@central(米国アリゾナ州フェニックス)
hive@centralは小規模ビジネスの養成スペースであり、起業家のリソースセンターです。ここはコワーキング・スペースではありません。提供するのはネットワーキング、教育、専門的知識です。hive@centralが提供するサービス、プログラム、セミナー、リソースはすべて無料です。
(リー・フランクリン コミュニティ・リレーション・マネージャー フェニックス公共図書館)

 

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