世界・日本の幸せニュース

ホーム > 世界・日本の幸せニュース > OECD、「地域ごとの幸福度」示す双方向ウェブサイトを始動

世界
2014.08.14

OECD、「地域ごとの幸福度」示す双方向ウェブサイトを始動

OECD、「地域ごとの幸福度」示す双方向ウェブサイトを始動

OECD Regional Well-being
http://www.oecdregionalwellbeing.org/

(経済協力開発機構より)

経済協力開発機構(OECD)は2014年6月24日、34の全加盟国を網羅した双方向的な地図を使って地域ごとの幸福度を示すウェブサイトを始動させました。同サイトでは、全加盟国内の362の地域について、8つのカテゴリーで点数(10点満点)をつけ、国内と加盟国内の地域と比較・順位付けをしています。

8つのカテゴリーとその要素(カッコ内)は以下の通り。
 1.収入(世帯可処分所得)
 2.健康(1,000人当たりの死亡率、寿命)
 3.安全(10万人当たりの殺人率)
 4.サービスの利用しやすさ(ブロードバンド世帯利用率)
 5.市民参加(投票率)
 6.教育(労働力における中等教育以上労働者の割合)
 7.雇用(雇用率、失業率)
 8.環境(大気汚染:PM(粒子状物質)2.5のレベル)

このサイトでの「地域」は「国の次に大きな行政層」とされていますが、米国やカナダ等の場合は州単位である一方、日本については地方単位(南関東、関西等)となっています。地図上で調べたい地域をクリックすると、8つのカテゴリーが花びらとなった花のような幸福度指標が表示され、さらに花びらをクリックすると、その花びらが示す指標の詳細と、点数とパーセントで示された国内・加盟国内の順位が表示されます。

このサイトは、OECDが展開中の、経済成長指標を越えて総合的な幸福度を測定するための「ベター・ライフ・イニシアチブ(Better Life Initiative)」の一環です。

新着ニュース一覧

Page Top