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世界
2015.11.02

「持続可能なガバナンス指標」発表、日本は中位

(ベルテルスマン財団より)

独シンクタンクのベルテルスマン財団(Bertelsmann Stiftung)は2015年7月、『2015年版持続可能なガバナンス指標(Sustainable Governance Indicators)』を発表しました。本報告書では、経済協力開発機構(OECD)と欧州連合(EU)の41カ国を対象に、「政策パフォーマンス」「民主政治」「ガバナンス」の三つの項目を調査・分析し、評価しています。

各国の経済開発、環境保護、社会政策おける持続可能性に向けた取り組みを評価した「政策パフォーマンス・インデックス」では、1位のスウェーデン(7.83点<最高スコアは10点>)をはじめ、北欧諸国やドイツが高い評価を受けました。民主的秩序と法の支配に関する分析に基づいた「民主政治インデックス」では、フィンランドが1位(9.15点)。政策の方向性を決定・実施するための政府の能力、関係者と関係機関の政治への参加・監視能力を評価した「ガバナンス・インデックス」では、こちらもスウェーデンが1位(8.42点)で、北欧諸国に続き、ニュージーランドが上位にランキングされています。

日本については、「政策パフォーマンス」が41カ国中22位(5.91点)、「民主政治」が34位(5.89点)、「ガバナンス」が28位(6.02点)となりました。

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