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世界
2016.10.02

米国政府、交通手段のシェアリングの手引き書を作成

米国政府、交通手段のシェアリングの手引き書を作成

Shared Mobility: Current Practices and Guiding Principles
http://www.ops.fhwa.dot.gov/publications/fhwahop16022/index.htm

マイカーの運転、電車やバスの利用に変わる新しい移動手段「シェアードモビリティ」が世界各地で普及し始めています。国内での普及拡大を受けて、米国連邦道路管理局は2016年4月、シェアードモビリティの現状と守るべき原則をまとめた手引き書「Shared Mobility Current Practices and Guiding Principles」を作成しました。

シェアードモビリティとは、自動車や自転車の使用を共有(シェア)することにより、必要な時に短距離の移動を可能にする革新的な交通・輸送手段のことで、カーシェアリングや自転車シェアリング、ライドシェアリング(相乗り)などがあります。

この新しい移動手段は、交通にはもちろんのこと環境や社会にもメリットをもたらしています。この調査で、自動車の利用や所有、走行距離が減少している現状が明らかになりました。利用者の多くがコストの節約や利便性を理由にシェアリングに切り替えています。また、公共交通機関を経由してアクセスできない地域でのサービスを補う役割も果たしています。

同手引き書では、自治体がシェアードモビリティの役割や導入を考慮する際に守るべき原則として、利用者だけでなく地域コミュニティ全体に影響が及ぶ可能性を認識すること、導入計画時には住民参加を促すこと、データを集めて公共交通機関への影響を把握し管理することなどが挙げられています。

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