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世界
2016.12.11

オランダ政府、「2050年までにサーキュラー・エコノミーの100%実現」を発表

オランダ政府、「2050年までにサーキュラー・エコノミーの100%実現」を発表

A Circular Economy in the Netherlands by 2050
https://goo.gl/9EY1Qc

(オランダ政府より)

オランダは、2016年9月、2050年までにオランダでのサーキュラー・エコノミーの実現を目指す、政府一丸のプログラムを発表しました。

政府は、現代世代と将来世代のための「古くならない、持続可能な経済のビジョン」の概要として、「2050年の社会では1次原材料は環境に悪影響を及ぼすことなく利用・再利用され、新しい原材料が必要となる場合は、持続可能、かつ社会環境や健康にさらなるダメージを与えない方法で取得。製品や原料は、最低限の価値の損失、かつ環境への悪影響なくリユースできるよう設計される」としています。

プログラムには、現段階と2050年に向けてとられるべきこのあとの段階が含まれていますが、さまざまなステークホルダーとともに、2030年までの1次原材料(鉱物、化石燃料、金属)の使用量半減を中期目標としています。

プログラムの展望として

  1. 広義での変革となること(原材料を現在よりも効率よく利用するという21世紀最大の課題に対する答えを提供する)
  2. 政策のテーマの統一化(例:バイオマスのビジョンと原材料に案する覚え書きをこのプログラムに組み込む)
などが期待されます。

当プログラムの、目標達成に向けた活動設定に対する責任者である政府は、市場監視官、ネットワークパートナーとしての役割に加え、サーキュラー・エコノミーへの転換促進に期待を寄せています。

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