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2018.08.15

「2018年版SDGsインデックス&ダッシュボード」が公開――日本は順位後退

「2018年版SDGsインデックス&ダッシュボード」が公開――日本は順位後退

2018 SDG Index and Dashboards
http://www.sdgindex.org/

(ベルテルスマン財団より)

ベルテルスマン財団と持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)は2018年7月に2018年度版「持続可能な開発目標(SDGs)インデックス&ダッシュボード」を公開しました。

「SDGsインデックス&ダッシュボード」は、SDGsの17の目標について各国の達成状況を世界銀行やFAO、ILOなどのデータをもとに分析したレポートで、2016年から発行しており今年で3回目となります。今回のレポートでは、国連に加盟している全193カ国を評価しています。

3回目となる今回は、SDGsの現時点での達成状況だけでなく、2015年のデータをベースとして2030年の期限に向けた各国の進捗スピードについても初めて分析しました。その結果、期限までに目標を達成できそうな国は1つもなく、上位の国々を含め、どの国もかなりのスピードアップが求められると警告しています。また、紛争のある国々は、特に貧困や飢餓をなくすといった目標で状況が後退したことや、先進国では「責任ある生産と消費」「海の豊かさ」などの目標で極めてスコアが低かったことを指摘しています。

今年もトップ3をスウェーデン(スコア100点満点中85.0点)、デンマーク(84.6点)、フィンランド(83.0点)と北欧諸国が占めました。日本は78.5点で15位となり、昨年の11位から順位を下げました。昨年同様、「質の高い教育」では高い評価を得ましたが、「ジェンダー平等」「気候変動対策」「パートナーシップ」などで大変低い評価となりました。

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