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2022.01.06

マヤ文明の特徴を取り入れ、持続可能性に配慮した駅、メキシコに建設予定

マヤ文明の特徴を取り入れ、持続可能性に配慮した駅、メキシコに建設予定

Mayan Train のロゴマーク by Gabomiranda Some Rights Reserved.
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Logo_Tren_Maya_horizontal_eslogan.png

メキシコのユカタン半島の町トゥルムは、カリブ海に面するリゾート地で、マヤ文明の城壁都市の遺跡があることで知られています。この地に新たに建設される鉄道駅は、スペインによって征服される以前のマヤ文明の建築の特徴を有し、持続可能性に配慮した美しいデザインになる予定です。

ユカタン半島は熱帯であるため、夏には降雨があり、高湿度になります。この厳しい気候に対応するため、特定の箇所にだけガラスをはめ込んだ格子状のデザインの屋根を採用することで、人工的な換気を必要としない半開放型の公共空間を設計しました。屋根を通った太陽光は、複雑な幾何学模様の壁と床に反射し、空間に光と影がゆらぎます。

駅舎を上から見ると、目のような形をしていますが、これは使用する土地を最小にするための工夫です。設計では利用者にとっての使い勝手も重視されました。駅舎の中央部の最も幅が広い部分に主要な機能が集められていますが、左右対称で直線的な駅舎のデザインや屋根の形状によって、利用者は直感的に中心部にアクセスできます。

この駅舎に採用されている左右対称性や幾何学的な直線、石灰岩の使用などは、いずれもマヤ建築によくみられる特徴です。工事は2022年1月から開始され、2023年に完成する予定です。


(新津 尚子)

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