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2022.10.26

フランス政府:エネルギー政策の一環として電動アシスト自転車の普及を促進

フランス政府:エネルギー政策の一環として電動アシスト自転車の普及を促進

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フランス政府は、低公害車の普及を促進するため、電動アシスト付き自転車などの購入補助金を、期間限定で増額する対策を打ち出しました。

フランスではこれまでも、電動アシスト付き自転車の購入に対して、200ユーロの補助金が支払われるなど、エネルギー政策の一環として低公害車の普及に向けた取り組みが行われてきました。今回の対策は、この取り組みを加速させるもので、2022年8月15日から同年12月31日にかけて、電動アシスト自転車を中心とした自転車の購入に対して、次のような優遇措置が適用されます。

  • 電動アシスト自転車の購入資金補助:この期間は300ユーロを上限に購入金額の40%までと、補助金が通常期間よりも100ユーロ増額されます。なお、ハンディキャップがある方や所得が低い方の場合、上限は400ユーロです。
  • 自動車を廃車にして、電動アシスト自転車に乗り換える場合の資金補助:通常は一世帯あたり一人まで、1,500ユーロを上限に購入金額の40%までの補助なのが、この期間はハンディキャップや収入に応じて、一人当たり3,000ユーロ(購入金額の40%まで)を上限に補助金が支払われます。
  • 荷物運搬用の自転車(カーゴバイク)、折り畳み自転車など特殊な自転車の資金補助:電動アシスト自転車でも一般の自転車でも、ハンディキャップや収入に応じて、2,000ユーロを上限に購入金額の40%まで補助されます。

(新津 尚子)

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