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世界
2024.01.23

世界の重大リスクは「誤報と偽情報」と「異常気象」:世界経済フォーラム報告書

世界で複数の武力紛争や多数の気象災害が起こるなか、今後のリスクを予測する『グローバルリスク報告書2024年版』が2024年1月10日、世界経済フォーラムによって発表されました。

この調査で1400人以上のグローバルリーダーに、短期的・長期的なリスクについて聞き取りをしたところ、回答の3分の2が今後10年間に世界は秩序の多極化・分断化に直面すると予測し、2024年に最も起こりうるリスクとして異常気象を挙げました。

今後2年間の深刻なリスクでは、1位が「誤報と偽情報」、2位以下は順に「異常気象」、「社会の二極化」、「サイバー犯罪やサイバーセキュリティ対策の低下」、「国家間武力紛争」でした。「誤報と偽情報」については、米国やインドなどで行われる大型選挙で有権者は約30億人に上ることが予想され、AIによる誤報や偽情報の拡散によって、新政権の正当性が損なわれ、暴力的な抗議活動やテロリズムが起こりうると危惧されています。

今後10年間では、「異常気象」「地球システムの危機的変化(気候の転換点)」「生物多様性の喪失と生態系の崩壊」「天然資源不足(食料や水)」が順にトップ4位を占めました。

世界はAIの台頭や気候変動、地政学的勢力図の変化、人口動態の変遷など、構造転換の時期を迎えており、地域的戦略や画期的な課題解決の試み、集団的行動、国家間の協調がグローバルリスクの対応に大きな役割を果たすことになる、と報告書は締めくくっています。

(佐々 とも)

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