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2024.01.31

捨てられてしまう貝殻をつかって海洋生物の生息地をつくる! ザ・ネイチャー・コンサーバンシーの「Save Our Shells」プログラム

世界的な環境NGOのザ・ネイチャー・コンサーバンシーは、2020年から香港で廃棄される牡蠣やムール貝などの貝殻をリサイクルし、再利用するプログラム「Save Our Shells」を展開しています。

この取り組みでは、地元のレストランやバーなどと協力して、そのままではゴミになってしまう牡蠣などの貝殻を回収し、新たな貝礁の基質として再利用しています。貝礁は海洋生物の生息地であり、水質改善や海岸線安定化といった役割りも持っていますが、85%が世界的に失われたと推計されています。

Save Our Shellsのプログラムは以下の流れで進められます。
(1)要らなくなった牡蠣、ムール貝、ホタテの貝殻を、香港のレストランやホテル、牡蠣養殖業から回収する
(2)数ヶ月間日光に当てて、殺菌する
(3)袋に詰め、貝礁の修復現場に運ぶ
(4)牡蠣の稚貝が成長するための「着定基盤」として海に投入する

「Good News Network」によると、2020年のプロジェクト開始以来、約80トンの貝殻がリサイクルされています。

この技術は、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーが15年以上にわたって米国など世界中で成功させてきたもので、2023年12月には米国ミシシッピ州でも「Save Our Shells」のパイロット・プロジェクトが立ち上げられています。

(新津尚子)

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