
買い物で支援するリジェネラティブ:『キス・ザ・グラウンド』の実践ガイド

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米国カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く「キス・ザ・グラウンド」は、2013年からリジェネラティブ(再生型)ムーブメントを牽引している非営利団体です。
同団体のウェブサイトには「買い物でリジェネラティブ・ムーブメントを支援しよう」というコンテンツがあります。ここでは、卵や乳製品から、チョコレートやワインといった嗜好品、さらにコスメなど、全11カテゴリーの買い物ガイドが紹介されています。
各カテゴリーをクリックすると、「牛肉、バイソン肉、鹿肉、豚肉を扱うメーカー」や「リジェネラティブな卵を販売しているメーカー」などの具体的な情報が紹介されています。
また「食品ラベル」カテゴリーでは、同団体が作成した5段階評価スケール(「良くない」「あまり良くない」「まあまあ良い」「良い」「とても良い」)が示されています。
例えば「ケージフリー」という卵の表示は「良くない」あるいは「あまり良くない」と評価され、「これは卵の最低基準であり、鶏がケージに閉じ込められていないことを意味するにすぎません」といった注意点が説明されています。消費者が商品を選ぶ際の指針となる仕組みです。その他にも「オーガニック」「非遺伝子組み換え」などを含め、計14の食品ラベルが同様に評価されています。
(新津 尚子)
- この記事の原文はこちら(英語)
https://kisstheground.com/education/resources/purchasing/