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2026.01.19

世界の初等教育入学者数における100年の進展:就学率は約9割まで向上、男女差が残る国も

世界の重大問題の理解と解決に資する研究やデータを公開しているOur World in Dataは、2025年10月31日、世界の小学校入学者数における100年の進展と男女格差の推移を発表しました。

今日、世界は教育を受ける権利において大きな進展を遂げています。100年前、多くの子供たちには小学校入学という選択肢すらありませんでした。

入学者数の推移をみると、1900年時点では世界で初等教育を受けていた小学生年齢の子どもはまだ少なく、男子でも約31%、女子は約23%にとどまっていました。1930年頃、男子の半数以上が小学校に通えるようになりましたが、女子が同レベルに達したのは20年遅れの1950年頃でした。2023年には男子の91%、女子の89%と全体のおよそ9割が小学校に通っています。

このように、20世紀の大半を通じて入学者数は着実に増加していますが、その割合の推移は男子が女子を上回ったままで、この差が縮まり始めたのは20世紀の終わり頃からです。今日、教育へのアクセスは政府が提供すべき基本的権利と広くみなされ、大多数の政府は成功しています。

しかし、差が縮まらない国も依然として存在します。例えば、中央アフリカのチャドでは男子の約80%が小学校に通っていますが、女子は67%で、近年でもこの違いにほとんど変化がありません。

(有光圭子)

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