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2026.03.11

英国:主要スタジアムのハンバーガーの肉、持続可能な野生の鹿肉へ

英国でコンサートやスポーツの会場として使われる主要スタジアムで、ハンバーガーの肉を牛肉から国内に自生している鹿の肉へ切り替えるという動きがあります。この画期的なシフトの立役者は、主要スタジアムで飲食店を展開しているレビー社。サッカーのプレミアリーグチームのホームスタジアムなど、英国とアイルランドの20以上のスタジアムで同様の切り替えを行なっていき、年間最大1,182トンのCO2排出削減を目指しています。

同社は、CO2排出量の多い牛肉をメニューから外すという長期戦略の一環として、2025年のプレミアリーグシーズン開始と同時に鹿肉バーガーの提供を始めました。同年の女子ラグビーワールドカップ決勝戦が行なわれたスタジアムでは、わずか1カ月で5,500個近くが売れ、ファン体験や販売量を損なうことなく、意味のある持続可能な変化を実現しました。

野生の鹿肉は、牛肉と比べてカーボンフットプリントが85%も低く、生態系バランスを維持する上で重要な役割を果たしています。現在英国には野生の鹿が推定200万頭おり、その肉を食用にすることで、牛肉の生産過程で用いられる人工添加物や肥料は必要がなくなり、CO2排出量や水汚染の削減と同時に、生物多様性や森林の健全性を支えることで土地利用の改善にもつながります。

鹿肉バーガーは、再生型農業で生産された小麦を使ったバンズや余った野菜から作られたケチャップやマヨネーズを使い、海藻でできた環境にやさしいトレイに載せて提供されています。

(たんげ ようこ)

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