


【音声受講受付中】第17回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会
『成長なき繁栄』(前編)を読む
【第17回】
日 時:2013年2月13日
課題書:『成長なき繁栄』()
本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。
ご希望の際は事務局までお申し込みください。
今回の課題図書は、「成長のジレンマ」からの脱出方法のヒントを示したものです。成長のジレンマとは何か? 「経済成長は必要だ」と思う一方で、「経済成長を続けることは不可能だ」という現実があります。必要なのに不可能なことが「ジレンマ」なのです。
なぜ多くの人が「経済成長は必要だ」と思うのでしょうか? 本書では、1)所得やモノが増えて幸せも増すから、2)所得が増えれば寿命が伸び教育レベルが上がるなど、幸せの基盤が向上するから、3)そもそも成長がないと社会が不安定になるから、といった代表的な理由をとりあげ、ひとつひとつ反証しています。
経済成長の肯定派はしばしば、資源・エネルギーの消費増大やCO2排出増大などの環境影響とのデカップリングが果たせればよいだろうと考えます。各企業でも、環境効率を上げるため、さまざまな努力がなされているでしょう。
しかし、そうした取り組みはほぼすべてが「相対的なデカップリング」です。いくら燃費のいいクルマを開発しても、生産台数が増えれば、環境影響の総量は増えてしまいます。本当に必要なのは、経済成長を続けても環境に悪影響のない「絶対的なデカップリング」ですが、現在までにこれを実現している社会はありません。どれほどのデカップリングを目指すべきかさえ、実は誰も答えを提示できていないのが現状です。
こうしたなか、私たちはどうすればいいのでしょうか? あいにく1回では時間切れでそこまでたどり着きませんでした! 2回に分けて引き続き本書に取り組み、解決のヒントを探ります。
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館副学長、教授)
参加者の感想
- はじめ"繁栄"の言葉のニュアンスに違和感があったが、説明を伺って理解できました。「成長のジレンマ」について本を読むより、理解が深まりました。
- 今まで学んできたことをあらためて整理し直すことのできた本だと思います。次回の後半を楽しみにしています。
- 成長のジレンマについてよくわかった。
- 本の内容中心の講義は、知識の共有と整理になって良いです。
- 今日はたくさんの学びがありましたが、もっと体系的に知識を整理する必要を感じました。主体的になるためにはもう少し考えなければならないと思います。
- 成長に関して色々と考えさせられました。疑問もあります。
お申し込みについて
■受講料
2,200円(税込)
※後編(第18回)は別途お申込みをお願いいたします
■お送りするもの
・音声(MP3)
・講義資料(PDF)
※受講料には書籍代は含まれておりません。
※動画配信ではありませんので予めご了承ください。
※いずれもメールでダウンロードのご案内をさせていただきますので、インターネット環境をご準備ください。郵送でのお届けはございません。
■お申し込み方法
STORESより、チケットをご購入ください。
事務局にて確認が取れ次第、ダウンロードサイトについてご案内させていただきます。
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入金確認をさせていただきましたら、ダウンロードのご案内をさせていただきます。
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幸せ経済社会研究所 (有限会社イーズ内)
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