


【音声受講受付中】第164回幸せと経済と社会について考えるオンライン読書会
『しあわせな会社』を読む
【第164回】
日 時:2025年12月18日(木)
課題書:『しあわせな会社』()
本読書会は音声と資料をご自身のパソコンにダウンロードしていただくことが可能です。いつでもどこでも、ご自身のペースに応じて学んでみませんか。
ご希望の際は事務局までお申し込みください。
12月は、細川あつし氏の、『しあわせな会社 社員みんなが「オーナー」になるコーオウンド・ビジネスの世界』を、課題書に取り上げます。
短期的な経済的利益の最大化を求める現代の資本主義や企業のあり方が地球環境や社会・人間を損なっている。そうではない経済や社会のあり方に変えていかなくてはならないーー幸せ研はこれまでも、このような問題意識で、その参考となりそうな書籍を読んできました。
今回取り上げる課題書はまさに、めざすべき「幸せな資本主義・幸せな会社のあり方」のひとつのモデルを示してくれるものです。同書のまえがきから一部抜粋して引用します。
~~~~~~~~~~ここから引用~~~~~~~~~~~
会社社員がみんなしあわせで、しかも普通のビジネスより利益も成長率も高い。 会社の持続性も高く、また創業者の事業承継戦略としても有効性が高い。 こんなすてきなビジネス・モデルが存在する。社員がその会社の大株主になってしまう「コーオウンド・ピジネス」である。 欧米では「エンプロイー・オーナーシップ」と総称されている。
会社が利益を上げるほど自分たちも潤う。 この単純な事業構造が社員も経営者も「やる気」にさせてくれる。「自分たちの会社」という意識が「自分の職場」へのかかわり方を変えてくれる。「わが社の利益の極大化」と「ワークライフ・バランス」が矛盾なく均衡する。
英米の研究によると、コーオウンド会社とそうでない会社を比較した場合、売上高、利益率、社員定着率、会社の持続性ともに、コーオウンド会社のほうが優れているという調査結果が複数出ている。 コーオウンド会社は不況に強いという傾向もはっきりと表れている。
それだけではない。「私が、私たちがこの会社のオーナーだ」という意識が、仕事に邁進し、お互いを助け合う共通意識を醸成してくれる。 さらに金銭的利益にとどまらない果実をわかちあうコミュニティ意識を醸成してくれる。 その意識はそのまま、あたたかくゆたかな会社の文化となって定着してくれる。コーオウンド・ビジネスの世界ではこの文化を「オーナーシップ・カルチャー」と呼んでいる。
日本ではほとんどなじみがないコンセプトだが、コーオウンド・ビジネスは英米では大きな潮流となっている。 英国は約百年にわたる営々たるコーオウンド・ビジネスの歴史を持っている。 米国ではすでに民間雇用の八%をコーオウンド会社が支えている。 会社の大きさも六人規模のIT 企業から二五万人規模の小売業まで幅広く、業種もほぼ全ての業種にわたる。
~~~~~~~~~~引用ここまで~~~~~~~~~~~
本書を読むまでは、私もco-owned(共同所有型)の会社があるとは知りませんでした。多くの方が知っているゴアテックスもその一社だということ。そして、日本の法制度や税制を見渡しても、コーオウンド・ビジネスを阻害するものはひとつも存在しないということ。そして、日本でも少しずつ、この「幸せな会社」の例が誕生していること!
読んでいてわくわくしました。2025年の締めくくりに、ぜひ一緒にこの「希望の星」を知って、考えてみませんか。
枝廣淳子
講師
枝廣淳子(幸せ経済社会研究所所長、大学院大学至善館副学長、教授)
読書会参加者にいただいたコメント
■コーオウンドという言葉は初めて知りました。 制度と共に人のメンタルモデルの変容もネックだなと感じました。自分自身がなかなか集団での動き方に従来の組織での思考に引っ張られます。
■初めて参加しましたが、自分で読むよりも、深堀りしてもらえたり、他の方の意見を聞くことができてとても刺激的な時間でした。
■コーオウンド企業の組織体制について、課題図書の前半を読む中でティール組織と同質なものを感じました(特にティール組織の特長の一つである自主経営性について)が、コーオウンド企業とティール組織の関係性について、例えばコーオウンド企業において、ティール組織であることはクリティカルなのかそうでないのか自分なりに考えを深めたいと思いました。
お申し込みについて
■受講料
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