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世界・日本の幸せニュース

現在、私たちは、気候変動による災害の悪化など、多くの危機に直面しています。互いを思いやり、力を結集するためには、強固で持続可能な相互扶助ネットワークの構築が不可欠です。

こうした問題意識から、連帯経済のためのニュースメディア「シェアラブル」は、2025年2月から3月にかけて、多くのゲストスピーカーを招いた4回にわたる相互扶助に関するバーチャル学習シリーズを実施し、初回だけでも1,500人以上が参加しました。

この学習シリーズをより多くの人に活用してもらおうと、4回の記録をもとに構成した入門ツールキット『相互扶助入門:連帯、生存、抵抗』が2025年5月に無料で公開されました。

このツールキットは、相互扶助のためのグループの設立から長期的な運営までカバーしており、「動画を見る」「重要なポイントと要約を読む」、または「その両方を組み合わせる」など、様々なスタイルで利用することができます。

ツールキットは、次の6つのセクションで構成されています。
1. 私たちは互いに支え合うしかない ― 相互扶助入門
2. 相互扶助プロジェクトの構築
3. 意思決定、ガバナンス、権力
4. 法律の基本
5. 監視、サイバーセキュリティ、金融テクノロジー
6. 相互扶助の実践(事例紹介)

実際にツールキットをダウンロードすると、PDFファイルには各セクションの簡潔な要約が掲載されており、さらに詳しく知りたい場合には、動画や参考文献にリンクからアクセスできるようになっています。

※この記事は2025年5月にShareableに掲載された記事(Introducing Shareable's new toolkit: "Mutual Aid 101: Solidarity, Survival, and Resistance")とツールキットの内容を要約し、まとめたものです。

(新津 尚子)

「定常経済」について考える
幸せ年表
インタビュー
エダヒロの「幸せへ!」コラム
新型コロナウイルスに負けないために国内外の素敵な取り組みを知ろう!

幸せ経済社会研究所 主催「幸せと経済と社会について考える読書会」のご案内

日時:2025年8月20日(水) 18:30~20:30
会場:オンライン
●課題書:『親子で哲学対話~10分からはじめる「本質を考える」レッスン』(著:苫野 一徳

過去の読書会の音声講座も販売しています。

 
 

Quotational phrase

「成長に殺されるまで成長し、自分の葬儀代をさらなる成長として計上せよ」というルールからは卒業しなくてはならない。

ハーマン・デイリー(経済学者)

参考図書&リンク

参考図書

親子で哲学対話~10分からはじめる「本質を考える」レッスン
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たった10分、子どもとの対話で一生使える「思考力」が鍛えられます。AI時代の今こそ「本質を考える力」が必要とされています。教育界を牽引する哲学者が自らの経験をも...

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WEALL(幸福経済アライアンス)
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幸福経済アライアンスは、新しい経済運動に関する長期的な取り組みを基盤として、経済の枠組を成長至上主義から離し、協力と繁栄の共有へと移行させる可能性を実証する既存の取り組みや、新たな取り組みを拡大することを目指します。
※参考情報(幸せニュースより)
「幸福経済アライアンス」立ち上げられる
https://www.ishes.org/happy_news/2018/hpy_id002552.html

エダヒロの100人に聴く「経済成長についての7つの質問」 あんな人や、こんな人にも!
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一般社団法人 東洋と西洋の知の融合研究所
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