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2025年11月、マーシャル諸島共和国は、国内に居住する全国民を対象とした長期的なユニバーサル・ベーシックインカム(UBI)プログラム「ENRA」を開始しました。支給は2025年11月から始まり、四半期ごとに定期的な給付が行われます。報道では、給付額は一人当たり四半期約200米ドルと伝えられています。
マーシャル諸島は、約4万人が暮らす太平洋の中部に位置する島嶼国家で、29の環礁と5つの島から成っています。国土面積は小さいものの海域面積はメキシコの国土面積に匹敵します。国民の4人に1人は周辺諸島に暮らし、銀行に行くことが難しい人も少なくありません。
そこで今回のプログラムでは、「小切手」「銀行口座」「ブロックチェーン」の3つの支給方法を選べる方式を採用しています。銀行振り込みは銀行口座を持っている人しか使えません。小切手は現金を使う人に適していますが郵送には時間もコストもかかります。その点、ブロックチェーンであれば、通信環境さえあれば、多くの人が、迅速に支給を受けることが可能になり、コストもかかりません。
ENRAは、デジタル技術(ブロックチェーン)を活用しながら、国全体を対象に長期的に実施されるユニバーサル・ベーシックインカムとして、世界でも初めての試みとして注目されています。
(新津 尚子)






































